傷みやすい外壁はメンテナンス必須

2022年03月21日

しっかりとしたメンテナンスが必要な箇所には、まず外壁が挙げられます。
外壁は日頃から風雨や日光にさらされているため、傷みやすいのが特徴です。そのため、少なくとも10年に1回はメンテナンスが必要といわれています。

外壁のメンテナンスを行わない場合、塗装が剥げ落ちて劣化が進み、ひびが入る原因になります。
塗装は見た目だけでなく、防水性能にも大きな役割を持っているのです。
ひび割れによって隙間ができてしまうと、そこから水が浸入して内部構造がダメージを受けてしまいます。

外壁のメンテナンスを行うタイミングは、保証期間が切れる頃合いです。また、保証期間が切れていなくても、外壁の塗装が剥がれていたりふくらんでいたりする場合は、早めにメンテナンスを依頼しましょう。
期間が切れる頃まで待っていてはどんどん下地が劣化してしまい、予定よりも大規模な工事を行わなければならない可能性があります。家の内部をしっかりと守れるよう、日頃から外壁の劣化は意識して確認するようにしましょう。

屋根のメンテナンスも重要

外壁と同様にメンテナンスを行うべきなのが屋根です。屋根も、風雨と直射日光による強いダメージを受けています。
塗装の剥がれ・ひび割れが発生すると、雨漏りや腐食が起こる原因になります。外壁と屋根のメンテナンスでは、どちらも足場を組んで作業するため、同時に行うケースが多く見られます。
屋根のメンテナンスでは、塗装の塗り直し・継ぎ目の補修・ひび割れの修繕などが行われます。劣化してしまった塗装を剥がして新しく塗り直すので、防水性を高めることが可能です。
屋根材の継ぎ目はダメージを受けやすく、使用されているシーリング材にひび割れが起こりやすい箇所といわれています。ひび割れを埋めるのに行われるメンテナンスは、新しいシーリング材を充填する方法です。
既存のシーリング材の上から新しく充填する「打ち増し工法」と、古いシーリング材をすべて除去してから充填する「打ち替え工法」の2種類に分けられます。どちらの工法で行うのかは依頼する業者に聞いてみるとよいでしょう。

また、ひび割れの修復にも使用されているのがシーリング材や樹脂です。具体的な修繕方法は、ひび割れの深さや大きさで異なるので、適切な素材を使用してメンテナンスが行われます。
さらに、屋根のメンテナンスでは家の状態に合わせて、使用する素材自体を変える場合もあります。たとえば、重い瓦屋根を軽い材質の瓦に吹き替えたりするケースなどです。屋根の不具合が住みにくさにつながっている場合、同時に改善を相談してみるのもよいでしょう。

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